
山古志の玄関口
「おらたる」とは山古志地域の方言で「わたしたちの場所」という意味です。
おらたるは中山間地域の再生拠点として、
新潟県中越大震災で体験したことや
復興に向けて積み重ねてきた経験を後世へ伝え、
「ありがとう」の感謝と山古志の魅力を全国へ発信する交流施設です。
やまこし復興交流館おらたる
2004年10月23日 午後5時56分
新潟県中越地震が発生し、大地が崩れ、道が途絶えました。
冬が目前であり、孤立した山古志は、全村避難せざるをえなくなりました。
山を離れ、まちで暮らした3年2ヶ月の避難生活は
全国の皆さんから支えられ、さらに山への気持ちを強くしました。
今、山古志は未来に向かい新たな取り組みを始めています。
震災を乗り越え復興を目指す山古志。
中山間地の再生拠点として、地震で体験したことや、
復興に向けて積み重ねてきた経験を構成に伝え、
「元気」と「ありがとう」
そして、山古志の魅力を発信していきます。

A 展示室

中越地震発生から全村避難、最長で3年2ヶ月におよぶ避難生活、そして帰村に至るまで。
住民の体験や行動を当時の写真や、住民の証言でご紹介します。
当時芋川が地すべりでせき止められたことによって、水没被害を受けた木籠集落(木籠メモリアルパーク)の様子についても詳しく知ることが出来ます。
B 地形模型シアター

山古志はなぜ全村避難しなければならなかったのか。
山古志の成り立ちと中越地震発生から復旧までの記録を、地形模型に映像を投影したプロジェクションマッピングでご紹介します。
C 大ホール

語り部や昼食の会場としてご利用いただきます。
イベントや企画展の開催なども行われます。
D 交流スペース

エントランスでは、ペッパーと錦鯉が皆さんをお迎えしています!
来館者の皆さんと、地域の皆さんからお使いいただく交流スペースには山古志の情報が満載。
おらたるで情報収集したあとは、地域に出かけ、新たな交流を!!
E 中庭

交流スペースから出られる中庭は、どなたでも自由に出入りが可能です。
ベンチに腰掛けて眺める棚田・棚池は山古志ならではの美しい風景です。